写 真:二科展に挑戦し続けて
2017/11/9
田中 一郎
第65回 二科展 A単写真部門 入選
作品は赤岡町での絵金祭の一コマで、年一度輝く古民家に通りかかった和服姿の美人?を捉えた作品です。絵金保護のため、フラッシュが使用禁止で苦労しましたが全国的にも珍しかったのでしょう。二科展に入選して国立新美術館に作品を展示して頂くのが私の夢でした。来年度も挑戦します。
旅 行:マダガスカルの旅
2017/8/3
中村 美知
アフリカ大陸の南東、インド洋に浮かぶ島国のマダガスカルへ行ってきました。小さな国のイメージがありましたが、日本の約1.6倍の面積があると知り驚きでした。実はマダガスカルに初めて定住した人類は、アフリカ人ではなく、8000キロ以上離れたインドネシアやマレーシアの人々だったといわれています。関空からの乗り継ぎ乗り継ぎで丸一日かかって首都アンタナナリボへ到着。4~5時間の睡眠のあと、早速、翌早朝からバスでバオバブ並木のモロンダバへ向け700キロの移動。さすがに疲れました。移動の間、小屋のように小さな茅葦屋根の家々や、濁った川で洗濯する人たちや、汚れた服を着て裸足、それでいて人懐っこい笑顔の子供たち等々、窓の外に見える光景にカルチャーショックを受けた一日でした。モロンダバでは、バオバブ並木を真っ赤に染めて落ちていく夕日に感動しまくり、何枚写真を撮ったことか。この日、結構長年使っているであろうトヨタの四輪駆動車に分乗しての観光でしたが、エアコンがきかなくなったり、エンストして動かなくなり、そこら辺のお兄さんたちに押してもらってやっと発車したりのハプニング付きでした。
旅の最後はモーリシャスで半日ユッタリ過ごしましたが、ホテルのプライベートビーチで警備のお兄さんにスマホのシャッターを押してもらい、出た言葉が「ミサウチャ!!」慌てました。違う違う。ここはモーリシャス。皆で毎日お勉強したマダガスカル語が思わず出てしまいました。当然お兄さんは「?」マーク付きの笑顔でした。
写 真:孫の成長を撮り続けて
2015/3/16
三宮 洋子
第68回 県展写真部門 特選
月日の経つのは早いもので、退職して二十三年、後期高齢者となりました。気持ちは若くても、脳がついてこない。何をしても動作が鈍く、時間がかかってしまう。老いには勝てません。人生の終止符も間近か。今年は次の二点に絞り、挑戦したいと思っています。 ひとつは、今迄あまり手を入れなかった庭のバラ(アンジェラ、バレリーナ)に大きな花を咲かせたいと思います。一月に根元の周囲を深く掘り、寒肥をやり、剪定も済ませたので、今では元気な新芽が出てくるのを楽しみにしています。もう一つはファンタジック水彩画の花の絵ですが、何度描いても満足なものが描けません。無理をせずゆっくりと時間のある時、絵筆を持ち頑張ってみようと、そして楽しく日々を過ごしたいと思っております。
昨年の県展では、写真で特選と県美術振興会奨励賞をいただき、驚きと同時に運が良かったと感謝しています。孫が生まれて十二年間撮り続けてきたご褒美だと受けとめ、これからも被写体のシャッターチャンスを狙っていこうと思っております。